2016-01-01から1年間の記事一覧

SMAPのファンでもない私は、解散騒動に特に関心を持つこともなく過ごしているが、「フジテレビの内輪感」というものについてとても分かる話を見かけた。 あっ、最後にちょっとだけめんどくさいこと言ってもいいですか?(イヤって言われても言うけど) エン…

心中ひそかに「外国かぶれだなあ」と思っている知人がいる。特にこちらから聞いてなくてもそうした説明をしてくる人だ。 日本の映画はあまり見ないという。日本人の俳優は普通にバラエティ番組などにも登場して素の姿を見せているので、邦画は感情移入しにく…

アレッポの惨状に胸を痛めると同時に、それを日本のマスコミが取り上げようとしない、また日ロ首脳会談でこのことが取り上げられなかった事に憤りを感じている人が多いようだ。 私に言わせれば、あなたも今急にアレッポアレッポ言い出しただけじゃないかとい…

流行語大賞に結局私も影響されているのか。「死ね」という言葉について、随分とネット上では賛否が問われているようだ。 最終的にはそれぞれの個人の受け止め度合いによるところが大きいように思うが、私自身は「死ね」というワードの重みを実はそれほど感じ…

そもそもの話として、「流行語大賞」はユーキャンという会社が主催しているという。同様にもてはやされる「今年の漢字」は漢字検定協会が決めているそうだ。 もはや、年末の風物詩ですね、と言わないばかりにこの2つは毎年テレビに取り上げられるようになっ…

もちろん私も含め、人間など基本的には自分の都合に良いように物事を解釈し、進めるものなのだろう。私はここで偉そうに「自称リベラリスト」などをくさしているが、私にしたって似たようなものなのだ。いい人に思われたいから表ではいい人ぶるし、いい人に…

野党の存在意義というものがよく分からなくなってきている。政府が何をやっても、何を発言しても、どうにかこうにか解釈をして反対の論陣を張る、ということを使命だと思っているのだろうか。 そもそも、ニュースなどで「与野党の攻防が激化」といったときの…

www.huffingtonpost.jp リベラリストが、というくくり方をすることに躊躇する。おそらく本来の「リベラル」という言葉は、保守的な考え方の人間は無視していい、人格ごと否定してよく話し合ってやる余地などない、というような考え方のものではないだろう。 …

「セメント樽の中の手紙」という小説がある。いわゆるプロレタリア文学というやつで、教科書で読んだ人も多いと思う。 主人公はセメントの粉をかき混ぜる機械に投入する仕事をしている。鼻がセメントでごわごわになりながら作業する中、セメントの入った樽の…

日本人は差別といったことに対して意識が低い、らしい。海外では様々な人種が入り乱れていることもあり、人種差別に対する人々の意識はとても高く、日本は見習わなければならない。これもよく言われる話だ。 そうかな、と思っている。本当にそれは必要だろう…

特定の個人を攻撃しているわけではない。 「真の民主主義の実現を目指す」とか言っていた彼が違法にダウンロードしたWindowsを使っていたのは面白かった。それ違法なんでは?と聞いたら、マイクロソフトは搾取企業だからいいんだと言っていた。 彼がこの先ど…

いつだったか、とあるご夫婦の家にお邪魔して話していたことがあった。奥様はワイドショーネタの好きな典型的な女性で、そういったくだらない話をしていたのだが、オネエタレントが増えてきたという話題になった。 私は、「オネエタレント、みんなやたらはし…

仕事もせずブラブラしていた頃、スタインベックの怒りの葡萄という作品を読んだことがある。葡萄の怪物に人間が襲わるSF者のようだが全然違っていて、資本家と労働者の闘いを描く物語だった。 トラクターなどの機会導入によって効率化が図られた結果、資本家…

トランプが勝ったことを、意外に思いつつも「でもまあそうか」といった捉え方をしている人が多いのではないかと思う。これを「ショックだ」と騒いでいる人がネット上には見られるが、失礼だがパフォーマンスでなく本気でそうだとしたら、ちょっと見識が浅す…

内戦状態にある国の戦場カメラマンの写真。子供が被害を受けながら悲しい目で見ている写真に言葉を失う。何か自分にできることはないのか、日本はこれをただ黙って見ているのか。そんな訴えを綴っている人がいた。立派だ。そうしたことをSNSで発信し、か弱い…

レイシズムは良くないことだ。それは思う。人種という本人に起因しないことを条件に差別されたのではたまらない。それはいい。 言論の自由を掲げる人たちの多くが、レイシズムについて非寛容だ。反対するのは当然だ。あっている。が、レイシズムを肯定する言…

私は沖縄の人が怒りをぶつける「本土」の中にいる、一地方の人間だ。自衛隊の基地の側で轟音の中育ったが、別にひどい目にあったという自覚もないし、なんということもなく暮らした。東京へのあこがれはゼロではなかったが、それほどでもなく、それは今もあ…

少し前にやっていた「しくじり先生」で、杉田かおるがしくじりを紹介していた。その中に「勝手に事務所を移籍した」といったことがあり、スタジオみんなが「それはだめでしょ」と引いていた。 とんねるずかな、と勝手に思ってるが、テレビ業界の常識や掟をテ…